サイバー攻撃から2か月「トキハグループ」現在もクレジット決済不可やお中元受付延期など影響続く 大分

2025年06月05日 18:20更新

トキハグループがサイバー攻撃を受けてから2か月が経ちました。

 

 

現在もトキハインダストリー全店舗でクレジット決済やポイントカードが使えないほか、お中元商戦にも影響が出ています。

 

 

 

トキハグループでは2025年3月、ランサムウェアと呼ばれる不正プログラムに一部のサーバーが攻撃され、トキハインダストリー全23店舗が一時、臨時休業となりました。

 

 

サイバー攻撃からおよそ2か月。影響はまだ続いていました。

 

 

 

 

 

◆TOS渡辺一平記者

 

「サイバー攻撃を受けたことからトキハインダストリーでは現在もクレジットカードでの支払いができなかったり、ポイントが貯められず使えないといった状況が続いている」

 

 

トキハインダストリーは全店舗で現在もクレジット決済やポイントカードが使えないということです。

 

 

◆客

 

「早く元通りになってポイントがついたりとかして欲しい」

 

 

「いくら買い物してもポイントがつかないし楽しみがなくなる」

 

 

「早く良くなるといい」

 

 

このほかトキハインダストリーでは「お中元ギフト」とお盆用の「かご盛」の注文を、例年6月から受け付けていますが、サイバー攻撃の影響で受付開始を6月末に延期しました。

 

 

復旧状況によってはさらに遅れる可能性もあるということです。

 

 

 

 

 

また、トキハ本店と別府店では、駐車場の事前精算機が利用できず窓口で対応しているということです。

 

 

さらにシステムへの不具合で「トキハ」では決算書類を作成出来ず、前年度の決算作業が完了していないということです。

 

 

トキハグループではデータのバックアップをもとにシステムの復旧を急いでいますが全面復旧のめどは依然として立っていないということです。

 

 

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